本質、本筋を外さない。見切り千両。

大規模な開発によく見られるのは、本質から外れていることに時間を費やしてしまう、過ちがあります。自分が作るべきなのか、持ってくる or 買ってくるべき部分なのかの見極めが遅れてしまうような。特に自分が時間を費やした部分には愛着があり、なかなか捨てられないものですが、将来性に疑問があるなら早めに見切りをつけることも大事な判断です。細い糸でも一本をゴールに早く到達させるのが、その後の全体の成功の秘訣です。まずかったら違う道を辿り直せばいい。ゴールに到達するかどうかわからない時点で道草を食っているべきではないのです。

また、大組織でありがちなことですが、競合する似たような技術開発を複数のグループで競ってしまうケースがあります。上層部からしたら保険を掛けたい気持ちもわからないではないですが、やらされている方、特に最後選ばれなかった方はたまったもんじゃありません。上司の特権で早くどちらか選んで全社を挙げて集中して取り組むべきです。

一人の場合は、謝る相手はいませんから、いつまでもグジグジ悩んでないで前向きになった方が成功は早いでしょう。


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